ホールボディカウンターと甲状腺がん

2014年12月21日

ホールボディカウンターと甲状腺がん

 ホールボディカウンター(英語:whole body counter)は、体内に存在する放射性物質を体外から計測する装置で福島県では、ホールボディカウンターが各地で検査が行われています。ホールボディカウンターは、原発事故直後の数ヶ月は事故の影響を調べるものですが、今は食物などからのセシウムなどの内部被曝と臓器に取り込まれてなかなか体外に排泄されないセシウムなどの内部被曝量を示しています。
福島県のいわき市では平成26年度では、4月までに1回目のホールボディカウンター検査が市内を一巡したことから、5月から2回目の検査を北部地区から順次、実施しています。また、市内の小中学校に在学する児童・生徒については、県が所有する車載式ホールボディカウンターにより、学校を巡回しながらの検査を実施しています。なお、受検者15,173人の預託実効線量は、全員が、健康に影響がないとされている1mSv未満であり、検出限界を下回った方は、全体の99.8%となっています。
 ホールボディカウンター

 一方、東大の早野龍五先生は2万ベクレルでも0.85mSv/年で1mSv/年より低いから健康に影響ないと言っています。すなわち、そうとうの体内被曝がなければ、0.1ミリシーベルトにならないのです。柏市が全ての人が0.1ミリシーベルト未満ということを示しているのは低線量なので安心であると言いたいのでしょう。もちろん内部被曝は低線量でも危険です。

 また、早野龍五先生は「日本人の内部被爆が最もひどかったのは1964年です。その年は日本人全員が1日に平均、4~5ベクレルを摂取していました。その結果、日本人の成人男性は体内に5~600ベクレルのセシウムがが検出された。福島県の1日のベクレル摂取量は最大で20ベクレルでした。ほとんどの方はそれよりもはるかに低い。おそらく福島県民が摂取しているセシウムの量は、僕が子どもの頃に食べていた量よりもはるかに少ないと思います。」と言っています。福島は心配ないと御用学者の彼は言いたいのでしょう。1950年代、60年代の大気圏内核実験の影響が原因の一つでがんが増えていると私は考えます。放射能には、閾値はないのです。できるだけ減らさねばなりません。
 それから、小さな子どもでもホールボディカウンターの閾値を300Bqにしてそれ以下は問題ないとしています。300Bqの閾値は高すぎます。もし、260Bqが検出されても不検出とされますが、20kgの子どもですと260Bq÷20kgで13Bq/kgとなります。でも、これはバンダジェフスキー先生の話では10Bq/kg以上の多くの児童で心電図異常を示した危険な数値です。

 それから、ベラルーシでも現在でもホールボディカウンターできちんと測定して、内部被曝の高い人は、リンゴペクチンなどでデトックスしているそうです。日本でもきちんと測定して、対策を取ることがが大事です。福島応援で福島産の放射能を測定していないものを食べるなどとんでもないことです。また、子供は大人よりデトックス能力が劣ること、心配しすぎている大人や子どもはデトックス能力が低下していることがわかっています。東京でのホールボディカウンターの測定結果ですが、ホールボディカウンターで高めの放射能が検出されているそうです。東京ではNPO法人免疫療法を支援する会
がホールボディカウンターの測定を行っています。そこのホールボディカウンター「アンチドザ」と言う機械で、高性能の椅子型の内部被曝測定器です。 この測定器はチェルノブイリ原発事故の後に、ウクライナの国家プロジェクトとして開発されました。現在、ウクライナではこの測定器が 180ヶ所に設置されています。 ウクライナ以外の各国(ロシア、ベラルーシ、ウズベキスタンなど)計 33ヶ所にも設置されています。ウクライナでは、汚染程度が低い方に関しては、正確な結果にこだわらないとしています(多少の誤差があっても良い)。 そのため、椅子型測定器の他の利点を考慮・判断し、椅子型測定器を採用しています。私も低線量ではおおよその数値が判れば、充分であり、遮蔽しなくても、補正により測定可能と考えます。
 東京近郊で内部被曝高かった子供もキッズカーボンやケイ素などを使用して、内部被曝量が半分以下になっています。まずは、ホールボディカウンターで測定して、自分の内部被曝の数値を知って、対策を取ることが大事です。
 
 さらに、放射能性ヨード131は主に甲状腺に影響を与え、甲状腺癌がんなどを引き起こします。放射能性ヨード131の半減期は8日間で、ホールボディカウンターで測定できるわけではありません。放射能性ヨードは甲状腺の遺伝子などに影響を与えるのです。福島県の「県民健康調査の検討会で8月24日甲状腺がん悪性と診断された子どもは、悪性疑いも含め103人になったと報告しています。すでに手術を終え、甲状腺がんと確定した子どもは57人に達した。さらにバセドー病や橋本病などの他の甲状腺疾患が増えると言われています。チェルノブイリの原発事故後28年経ったベラルーシでは、今なお大人の甲状腺がんが増えています。しかし大人の甲状腺がんが放射能事故の原因だと証明されないと言えば、アメリカなどの国でも甲状腺がんが増えているからです。放射能はチェルノブイリの事故や原子力発電所などから全世界に拡がっているのです。だまされてはいけません。放射能は徐々に体をむしばんでゆきます。当院では、子どもから大人まで甲状腺エコーや甲状腺のホルモン検査を行い、甲状腺の状態などを検査を行っています。
 

 


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Posted by 武蔵小杉の内科|武蔵小杉駅1分の内科なら小杉中央クリニック at 07:32 / 気ままなブログ

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