森下敬一先生の自然医学

2014年12月3日

 森下敬一先生は 1970(昭和45)年、「ガン・慢性病の食事療法」を旗じるしにお茶の水クリニックを開業しました。 開業以前の20年間は、大学の研究室で「食物と血液」を課題に実験研究を積み重ねたこともあり、病気はライフスタイル(食生活・環境・心)の乱れによって発症する。また、病気はライフスタイル(食生活・環境・心)を改善することによって治癒する(食治法)ということを話されています。
 それから、先人達は、自然と共存することを日常に取り入れていました。四季を感じ、自然の恵みをいただき、“人間は自然の中に生かされている”ということに感謝し生活していました。しかし、現代人は人間のエゴや私利私欲・便利さを追い求める為に、自然を破壊し、傲慢な行動を取り、生かされている事を忘れてしまっています。
 私たちはこんな状態をいつまで続けるつもりでしょうか。最近頻繁に起こる自然災害もそしてガン・慢性病をはじめとした数々の病気も、現代人の反自然的生き方が大きな原因といえるでしょう。
 またそれに対処すべき方法として、西洋医学を取り入れていますが、それらは悪い所を切り取り、見える・感じる痛みだけを化学薬剤で取り除こうとしているだけです。これは、完全に間違いです。
 ガンはなぜ発症するのか…?慢性病はなぜ完治しないのか…?
 これらの原因を追求し根本的な治療をしない限り、決して治癒には結びつきません、それが大事です。先生は40余年前の血液研究時代に、腸管造血(1960年、腸の絨毛組織から赤血球が生まれる所を顕微鏡にて発見・撮影)を発表しました。口から入った食物は腸に行き、血液に変わる、そして血液は体細胞を作る(食物→血液→体細胞)のです。それがわかれば、何か食べればよいかが、おのずとわかります。
 
 ですから、人口一億人が総半病人状態の昨今、この危機にブレーキをかけるのは、ライフスタイル(食生活・環境・心)の改善しかありません。さあ、あなたは動物性蛋白質・精白食品・薬漬け食品を食べて病氣になる派? それとも玄米(雑穀)・菜食をして健康長寿派?になるかということです。
玄米食パン 玄米

 具体的にはどうすれば良いのでしょうか? ほとんどの慢性病の原因として、三大悪食つまり精白食品(白米、白パン、白砂糖)、動物タンパク食品(肉類、卵、牛乳)、公害的化学物質(化学肥料、農薬、食品添加物、化学薬
剤)によって引き起こされる、と指摘しています。では、なぜこれらの食品が慢性病を引き起こすのでしょうか。恐怖の精神撹乱食品、精白食品は低血糖症を引き起こします。話は変わりますが、戦前に漢方を復興させた私(布施純郎)の祖父の中山忠直は、三白つまり、白米、白砂糖、牛乳は体に良くないと戦前から言っていたそうです。それで母は、玄米ばかり食べていて、米はずっと茶色であると思っていたそうです。(その祖父は、私が生まれる前に亡くなりましたので面識はありませんが・・)昔から色々そういう考え方があるのですね。つまり、主食はどうせ摂るなら、白い穀物よりも精製していない色のついた穀物の方が良いです。白米よりも玄米、白いパンよりも全粒粉で作ったパンです。その理由は二つあります。穀物のビタミンやミネラルは、精製で削られるのです。つまり、殻の部分に多い。精製する過程で、貴重な栄養素が失われるから。たとえば玄米を精製すると、そのビタミンB1は20%以下に減ります。もう1つは、精製率が低いと、満腹感が長引いて食欲を安定させる効果があるからです。つまり、玄米の方が白米より腹が減りにくいのです。

 森下先生の話をまとめますと、

森下敬一先生の健康に暮らすルール:現代栄養学は人類を洗脳であり、自然の摂理から矛盾しています。

1、未精製の穀類を主食とし、しかも少食である。
2、現代栄養学から見ると、とても偏った食事をしている。
3、腸内悪玉菌を発生させる肉食をほとんどしていない。
4、地域によっては腸内善玉菌を増やす発酵食をたくさんとっている。
5、宗教的に禁じられている国は別として、お酒や煙草などの嗜好品も適度にとっている。

 私もこの意見に賛成です。森下先生も帯津先生(達者でポックリのための12か条)も面白い事に嗜好品を適度に摂るとおっしゃつていますね。つまりは、ストレスをためない。発散するということですかね。そして、現代は牛肉のステーキやケーキなどのスイーツなど飽食の時代です。戦後しばらくまでは、野菜や米や魚が中心の質素な食生活だったのです。戦後から食生活が急激に欧米化してがんなどの病気が増えました。一日一食しか食べないという代替医療の医師の友人も多いです。一日三食でデザートも食べる何て、私たちは現代社会に洗脳されているのです。玄米等の未精製の穀類を主食として、しかも腹八分目でほどほどが良いということですね。

  以上、武蔵小杉徒歩2分の内科クリニック、一般内科、糖尿病内科の院長の布施純郎のお話でした。


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Posted by 武蔵小杉の内科|武蔵小杉駅1分の内科なら小杉中央クリニック at 09:29 / 気ままなブログ

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