玄米は体に良くお勧めです

2014年12月2日

玄米は体に良くお勧めです。

 白米は、精米で果皮も種皮も湖粉層も胚芽も取り除かれているので、残ったのは、胚乳のデンプン、ただカロリーだけです。ミネラルもビタミンもないので燃焼した後、完全に化学分解しない部分が残り、乳酸や焦酸ブドー酸という産物を出します。これは身体に害を与える物質で血液を酸性化してしまいます。乳酸や焦酸ブドー酸は胚芽などに含まれる成分の作用を受けると水と炭酸ガスに変えられ、無害となります。

 白米は、血液を酸性にする上、糠として除かれた栄養を他の食品から採ることになるので、どうしても食べ過ぎることになり、毒素として体内に溜まって病気ということにもなりやすい訳です。 そうなのです。玄米食なら少食でも満足できますが、白米では、微量な栄養素が不足しているので、それを体は感知して、他のものを食べたくなるのです。

 それから、玄米は、白米よりも、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでおり、人間が健康を保つために必要とされる栄養素をほとんど摂取できるため、完全栄養食と言われています。ですから、栄養バランスのとれた食事の例として、「1日30品目以上」と言われることがありますが、これはあくまでも白米を主食にした場合のことです。逆に言えば、白米を主食にした場合には、1日30品目以上の食品を摂取しなければ、健康を維持するための栄養素が不足する、ということです。それほど、玄米の栄養価は高いのです。また、胚芽の部分に含まれているフチン酸は、水銀や鉛といった重金属と結合して、体内の有害物質を排出する働きをしてくれます。

 話は変わりますが、マクガバン・レポートについて、簡単に説明しておきます。1977年、今から25年前のことですが、当時アメリカでは医療費が増大し、財政的危機にありました。
「こんなに医療にお金を掛けているのに、どうして病気の人が減らないんだ」と、当時のフォード大統領は言うわけです。そして大統領の命を受け、アメ リカ上院栄養問題特別委員会が、慢性病と食事との関係について世界的に調査し、いっこうに病人が減らない理由、医療費が下がらない理由を突き止めました。 それがマクガバン・レポートなのです。「現代医療は手術や薬に偏り過ぎていて、栄養的な視点が欠如している片目の医療だ!」「肉食中心の、誤った食生活をしているから、病気になるんだ!食源病だ!」

と、そのレポートには、そんなことが書かれていたのです。そして、実はそのレポートには、穀類を主食として豆類、野菜、海草、それに小魚や貝類を少量添える、「元禄時代以前の日本の食事」、和食(精白しない殻類を主食とした季節の野菜や海草や小さな魚介類)こそが、人類の理想食であると書かれています。
 
 しかし、「なぜ元禄時代以前?」という疑問があがるでしょう。理由は、元禄時代には精米技術が発達し、白米を食べるようになったからです。
その結果「江戸わずらい」、すなわち脚気が大流行したという話が歴史にも残っています。お米は精白することで、胚芽に含まれるビタミン、酵素、ミネラル、食物繊維といっ た、貴重で重要な栄養素が無くなってしまいます。ですから、単に日本食とは言わず、栄養的に優れている玄米を主食にしていた頃の和食が理想的な食事というわけです。伝統的な日本の食事というと結局は、精白しない殻類を主食とした季節の野菜や海草や、小さな魚介類といった内容です。

 玄米の良い点をまとめますと、
(1)GI値(インスリンインデックスが低い。:つまり、食べたものに対する膵臓からのインスリンので出具合です。)が白米84に対して、玄米は56です。GI値60以下は低GIと言われています。つまり、血糖が上がりにくく、そして下がりにくい、血糖値を下げる。体が太りにくくなる。

(2)血糖値が下がりにくく、お腹が減りにくい。その結果、間食が減る。また白米よりボリュームがあるから、小魚や煮物だけでもおかずになりやすい。

(3)食物繊維は白米の4倍以上です。ビタミンEは14倍、ビタミンBは5倍、栄養素は抜群です。胚芽には、微量の元素を含有している。
(4)ガン糖尿病等を含む生活習慣病や精神病などの原因の一つはミネラル欠乏が言われています。ミネラルを充分に取れば、病気も減ります。
(5)玄米はフチン酸を含んでおり、体内の有害物質を排出する。

私は、お米を食べるときは2/3は玄米で食べています。玄米は体に良くお勧めです。白米ばかり食べずに玄米も食べましょう。

以上、武蔵小杉徒歩2分の内科クリニック、一般内科、糖尿病内科の院長の布施純郎のお話でした。

玄米


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Posted by 武蔵小杉の内科|武蔵小杉駅1分の内科なら小杉中央クリニック at 09:20 / 気ままなブログ

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