中村修二さんのノーベル賞の感想

2014年11月12日

中村修二さんのノーベル賞の感想
スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2014年のノーベル物理学賞を名城大(名古屋市)の赤崎勇終身教授(85)、名古屋大の天野浩教授(54)、米カリフォルニア大サンタバーバラ校の中村修二教授(60)=米国籍=の3氏に贈ると発表した。日本のノーベル賞受賞は、12年の医学生理学賞の山中伸弥京都大教授(52)から2年ぶりの快挙で20、21、22人目となります。物理学賞は10人となり、日本の物理学の高い実力を示しました。受賞理由となった少ない電力で明るく青色に光る発光ダイオード(LED)の発明をそれぞれの立場で発明をしました。三人は競いながら、切磋琢磨し、赤崎氏と天野氏は、長年不可能だった青色発光ダイオード(LED)の開発に成功。中村氏はその量産技術を開発し、世界で初めて製品化したのです。赤崎教授は「天野君と一緒で本当によかった」と応じた。3人一緒に受賞できて本当に良かったですね。天野氏は「今でも半分夢心地です。一番大切なのは、材料を見極める力。赤崎先生に「この材料が一番良い」とお示しいただいた。LEDは、エネルギー問題の解決に大きく役立っている。そのきっかけを作ったのが、赤崎先生。そこに何で私が入っちゃったのか、よく分からないですけど、非常にうれしいことです。」と話しています。
 
 ところで、韓国では、「19対0」とはどうしてだろうと首をかしげています。日本と韓国の自然科学系のノーベル賞受賞者数だ。日本はどうしてこれほどノーベル賞受賞者が多いのだろうか。韓国シンクタンクの科学技術政策研究院(STEPI)は25日までにまとめた報告書で「日本の受賞者個々人の特性、日本の研究文化の特性、国の政策の特性にその理由を見つけることができる」と指摘した。韓国も21世紀に入り、どの先進国よりも基礎研究を拡大しているため、基礎研究に対する投資不足が受賞できない原因ではないと説明した。日本の受賞者を分析した結果、優秀な高校から優秀な国立大に進学した学業エリートたちで、国内で博士号を取得した人が大半を占めており、幼年期から幅広い分野の本を読んでいたことが分かったと述べている。
 また、 さらに「ノーベル賞受賞という上辺のことにこだわるよりも、基本に忠実に、長期的に研究者を支援する一貫性のある政策を進めることが重要だ」と結論づけている。
 さて、中村修二さんの話に戻ります。中村氏の研究者としての道のりは、平たんではなかった。日亜化学工業のサラリーマン研究者だった 90年、青色LEDの製造装置に関する技術開発に成功。しかし、会社からの報奨金はわずか2万円だった。特許権をめぐり会社を提訴。最終的に高裁判決で和 解し、約8億円が支払われた。
 私は今後の日本の研究に対して、苦言を呈したい。本来なら、20年後、30年後にノーベル賞を獲得できるはずの若手人材が、博士課程を出ても就職先が無 かったり、不安定な非正規雇用の教員や任期制の研究 者を低賃金で続けなければならない苦境を改善しないと、日本は数十年後にはノーベル賞が獲れない国になり、優秀な研究者の頭脳流出は進んでしまうと思う。 さらに国立大学法人への運営費交付金がどんどん減らされ、東日本大震災以降は復興のためとはいえ全国立大学教員の給与が下がり、競争的資金を獲得しなけれ ば研究 もままならない環境の現在の日本の大学から、今後続々とノーベル賞が出る気がしない。うまくいかないかもしれない研究を地道に行う事こそ大切である。いま までのノーベル賞は日本の過去の栄光への賞賛で、現在の大学は悲惨である。大学の研究者は皆、貧乏である。一方、米国では、大企業などと協力して、研究をしており、資金が潤沢である。さらに自由に研究が出来て、世界中の研究者が集まり、切磋琢磨で競争が激しい。中村修二教授は米国籍を取得した理由に、「米国籍じゃないと軍関係の予算がもらえないし、軍関係の研究もできないから」と言っていました。日本の大学の研究できる環境を変えて欲しいです。それから、良いものを生み出せば、お金が個人に入るようにして欲しい。メジャーの日本人投手は年俸10億円ですよ。中村さんでも、たかだか、約8億円しかもらっていません。もっと評価されても良いと思います。でなければ、偉大な科学者は育ちません。そして優秀な人は米国に逃げてしまうでしょう。
以上、武蔵小杉徒歩2分の内科クリニック、一般内科、糖尿病内科の院長の
布施純郎のお話でした。

中村修二


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Posted by 武蔵小杉の内科|武蔵小杉駅1分の内科なら小杉中央クリニック at 10:04 / 気ままなブログ

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